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Gamer’s Diary

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1日目

東北旅行1日目 ~奥州自転車行脚~



急遽決まった今回の東北旅行。
取れた新幹線の時間は6時12分東京発。

そのため、前日は東京駅に近いChristopher宅に宿泊。
ついでにその場で今回の旅行の日程を考えました。
天気やダイヤ等色々考慮した結果、深夜0時頃に1日目の訪問先が平泉と厳美渓へ決定。
何という突貫ツアー(笑)

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そしていざ出発。MAXやまびこに揺られ、仙台駅へ。
仙台駅では地元民オススメのずんだシェイクを購入し、寝ぼけた頭をすっきり。
ついでにコインロッカーへ荷物を預け、鈍行で一関へ向かいます。
本当は4分前の新幹線に乗れば一関まで新幹線で行けたのですが、予定を昨日決めたのではそうも行きません(笑)

さらに、本当は一関駅から厳美渓へ行った後平泉へ行く予定だったのですが、思わぬ臨時電車のおかげで乗り換えがスムーズにできたので急遽平泉に先に行きました。
もうホント突貫ツアー(笑)

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平泉到着


平泉では、毎年この時期に藤原祭なるイベントが開催されています。
そしてこの5月3日は、この祭最大のイベントである源義経公東下り行列が行われる日。
どんなイベントかというと、頼朝の追跡を逃れ奥州へ戻ってきた義経一行の姿を再現するコスプレ行列というと分かり易いのでしょうか??

平泉に着いたのは11時。東下り行列は13時半から。
そんなわけでまだ時間があったので、厳美渓へ先に行くことに決定。

あれ?来たばかりなのにすぐ電車で戻っちゃうの?勿体無い・・・
と思った人もいるのではないかと思いますが、違うんです。
平泉に先に行くことを決めた時点で、私の提案で厳美渓へは自転車で向かうことが決定していたのです。

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というわけで、駅前のレンタサイクルで自転車を借りて、厳美渓まで片道およそ10kmの自転車旅。

出発直後いきなりこじた氏の自転車チェーンが切れて引き返すというハプニングはあったりしたものの、やはり田舎を自転車で駆け抜けるのはとても気持ちがいいものです。

自転車の旅


カントリーロード この道 ずっと行けば あの街に続いてる・・・

とまさにそんな気分。

しかし、自転車を降りた後脚がガクガクしていたことは秘密です(笑)

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12時過ぎた頃に厳美渓へ到着。
とりあえず、お腹を満たすためかっこう団子という有名なお店に入りました。

三色団子
↑いい運動をした後なら、これくらいの量は楽勝です。


で、この店が何で有名なのかというと、団子の味ではありません。
空飛ぶ団子として有名なのです。

空飛ぶ団子
↑舞空術だー


我々は店内で団子を食べましたが、店の外にいる人達へも団子を売るべく、団子の出張販売(?)が行われているのです。
仕組みは、籠の中にお金を入れると対岸にいる店の人がロープを引っ張って籠の中身を回収し、代わりに団子とお茶を籠に入れて下へ滑らせるというもの。

その光景はなかなかシュールなものがあります。
しかしもっとシュールなのは、店内で流れているテレビ出演時の映像だということはなかなか知られていないのではないかと思います。


厳美渓

食事を終えた後は厳美渓の散策。
厳美渓とは磐井川中流にある渓谷で、かの伊達政宗候も賛美したといわれる景勝地。
その言い伝えに恥じない、とても風光明媚な場所でした。

ただ残念なのは、この岩の上を自由に歩いたりできないこと。
有名な観光地になってしまうと、どうしても安全のために行動範囲が制限されてしまうんですよねぇ。


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しばらく厳美渓を散歩した後この地を後にした我々。
出発したのが13時20分だったので、東下り行列は半ばあきらめムード。

最初に心臓破りの坂があり心を折られそうになったものの、それさえ越えてしまえば後はゆるやかな下りメインの快適な帰路を楽しみながら平泉の町へ戻りました。
途中では達谷窟(たっこくのいわや)なるそれなりに有名そう(?)な場所に寄り道してみるも、いまいちピンと来ず、岩に刻まれた大仏の顔だけが妙に心に残ったり。

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14時20分頃平泉着。

東下り行列は終わってしまったのか?
そもそもどこでやっているのか?

それすらも分からない我々は、とりあえずレンタサイクル屋でもらったサイクリングモデルコースを辿ることに。

そうしたら、サイクリングのモデルコースなのに妙に混んでるんです。
あれ、これはもしかして・・・・


そう、偶然東下り行列に出くわしました。
どうやら街中でのイベントを終え、中尊寺へ向かって行列が進んでいる模様。

しかし我々の次なる目的地も中尊寺。
先を越されてしまったら大混雑で中尊寺を観光するどころではなくなってしまうに違いありません。
そんなわけで自転車を降りて沿道に集まった人達を縫うように進み、東下り行列を追い抜いていく我々。
勿論追い抜きながらも行列を見物です。

ホントの牛タン
↑これぞ正真正銘の牛タン!!

弁慶大杉
↑弁慶多過ぎでしょ!!


行列の中には義経役のイケメンも。
どうやらどこかの俳優さんらしくて、黄色い声援が飛び交っていました。
若者をひきつけるにはこういう要素も必要なんでしょう。


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さてさて、人ごみを無事潜り抜け行列を抜き去った我々はようやく中尊寺へ到着。

中尊寺は平泉を一望できる山の上に建立されています。
坂は急でかなり大変ですが、緑が多くてとても癒される空間です。

中尊寺

帰りの電車の時間の都合が無ければ、のんびり散歩していたことでしょう。
しかし残念ながらそういうわけにもいかず、やや急ぎ足で本堂・讃衡堂(重要文化財等が多数収録)等を見学した後、メインの金色堂へ。

金色堂の案内看板の先に見えてきたのは普通の白塗りの建物だったので「あれ?」という感じでしたが、それはフェイント。
金色堂を保護するために建てられた建物のようです。
建物の中に入ると、光輝くお堂が。

う~ん、本当に金色だ。

写真撮影禁止のため、目に焼き付けておきました。
一体どのくらいの費用をかけてこれを建てたのか、気になるところです。


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電車の時間になったので、平泉の観光は中尊寺のみに留めて、ホテルのある仙台へ。

そして仙台といえば牛タンでしょ!
ということで、ホテルの隣にある有名な牛タン店へ突入。
GWということもあってか1時間近く待ってようやく店に入れました。

味はというと・・・
たしかに美味しいんですが、期待していたほどでは・・・という感じ。

カラオケの会の後によく行っているあの店と比べれば勿論美味しいのですが、調布にある某牛タン専門店で食べた時にはもっと衝撃を受けた記憶があるのです。

今回は数量限定の芯タンなる分厚い牛タンが品切れだったので、そっちを食べればまた違うんだろうなぁ・・・と思いつつ、少し残念な気分で店を後に。


その後明日の蔵王ドライブの計画を立て、自分の部屋へ。
サイクリングのおかげで腕から手の甲にかけてがかなり日焼けしていたので、
その日のシャワーはかなりヒリヒリしました。




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